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VOL.19 2014/09/25  【養育費、賠償金、過払い金にも税金がかかるの?身近な税金の問題】

本号の内容

  • 日常生活と身近な税金の問題
  • 編集後記

日常生活と身近な税金の問題

弁護士 杉浦 恵一

人が経済活動をする上では、税金の問題が避けて通れません。

身近にある税金と言えば、所得税や消費税があります。

所得税は、給料をもらっていれば源泉徴収されますので、

給与明細にその額が書かれていて、見かける機会も多いと思います。

消費税も、買い物をすればついてきますので、身近な税金と言えるでしょう。


しかし、税金の中には、酒税、たばこ税、揮発油税(ガソリン税)など、

負担していることがよく分からない税もあります。

また、日常生活でとる行動によっては、思わぬ税金がかかってくることがあります。

養育費や賠償金にも税金はかかるの?

比較的よくある疑問として、

養育費や損害賠償で受けとったお金に税金がかかるか?

というものがあります。

養育費は、親の扶養義務として支払われますので、

養育費という名目で過大な金額を渡していなければ、

原則として税金はかかりません。


これは、扶養義務を果たしているだけで、無償でもらっているわけではないと考えるからです。

損害賠償で受け取る賠償金や慰謝料についても、それが過大な金額でなければ、

所得税法上は原則として非課税になっています。


ただし、消極損害(逸失利益など)に関する損害は、

課税されることもありますので、注意が必要です。

相続税増税に伴う問題とは?

よくある税金の問題として、相続した場合の相続税の問題があります。

平成27年から相続税が増税になりますので、

これからは相続税の支払いに困る人が増えるのではないかと予想されます。


特に困るのが、不動産が遺産になっていて、相続税を支払うような現金・預金がない場合です。

この場合、不動産を売却して相続税を支払う場合には、

相続税のほかに売却した不動産の利益にかかる譲渡所得税も発生します。

戻ってきた過払い金にも税金がかかる?

他にも、最近は下火になってきましたが、取り戻した過払金に税金がかかるかといった問題もあります。


解釈としては、取り戻した過払金のうち、

元金の部分は支払った金銭が戻ってきただけなので税金はかからないが、

戻ってきた元金に対してかかる利息には税金がかかるのではないか、

という考えがあります。

財産分与に伴う税金の問題

離婚する際に、財産分与をする場合がありますが、

財産分与は、夫婦で形成した財産を清算する手続のため、

原則としてもらう方には、過大な財産分与でなければ、税金はかかりません。


しかし、渡す方には、現金で精算すれば税金が発生しないのですが、

物(特に不動産)を渡すことで精算した場合に、税金がかかると言われる場合があります。


これは、非常に簡略化した説明をすれば、不正確な部分もありますが、

物を売った場合と同じようなものである

と税務署に考えられるためです。

最後に

他にも、


  • 時効で支払わなくなった場合
  • 取得時効で不動産等を取得した場合

など、様々な場合に税金がかかる場合がありますので、

物やお金が動いたら、もしくは動くような場合には、

何か税金が発生するのではないかと頭の片隅に置きながら、

行動した方が無難ではないでしょうか。

また、以上の内容は、あくまで原則論ですので、

実際に税金がかかるか、かからないかは

ケースバイケースになってきますので、注意が必要です。

詳しいことは税理士さんに計算してもらった方がいいと思われます。

 


 

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編集後記

朝晩が涼しくなり、秋の訪れが感じられる季節になりましたね。

またまた近場なのですが、

栄のテレピアホールで開催中の

「アートアクアリウム展」に行ってきました。

和をモチーフにデザインされた水槽に、

LEDでのライティングなどの演出が施されたアート展覧会です。

「名古屋・金魚の雅」がテーマで、生産地として有名な

弥富市の金魚たちがメインに集められています。

以前TVで専門家の方がいっていたのですが、

金魚は、金魚鉢の上から覗いて見られるので、

上から見て綺麗なように改良がすすめられたそうです。

なので、まずは上から鑑賞して見ると良いかと思います。

 

kingyo

展示では、見たこともない20cm以上はある大きな金魚がいたり、

とりわけ尾の形が様々で、ひらひらと着物の裾のように

なっているのが優雅でした。

調べてみた所、

フナ尾、吹き流し尾、三つ尾、四つ尾、そり尾、さくら尾、クジャク尾

などが種類があるそうです。

10月8日まで開催しているので、ひとときの涼を感じにいかがですか!

と言いたいところですが、とにかく休日の昼間は人が多く、

落ち着いて鑑賞できないので、

人出が落ち着いた夕方以降に行かれることをお勧めいたします。 (佐藤)

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