企業の再生・倒産・事業承継
傾いた企業を立て直す。「民事再生」
民事再生とは、経営が悪化した企業を倒産させずに、事業を再生させる法的手続きのひとつです。
民事再生の一番のメリットは、経営陣の退任や、地位を変更する必要がないことです。よって、債務者自身の手によって事業の再建が可能なのです。
民事再生を行なう上で気をつけるべき点は、企業としてのイメージダウンを防ぐことです。
世間一般には「倒産」と見られてしまう場合が多いからです。
イメージや信用が失墜しないように、スポンサーを探しておくことが重要です。
信用の置けるスポンサーがついていることがわかれば、取引を継続することの不安は回避できるのです。
倒産
大切にされてきた会社を失うことは、経営者にとって耐えがたい苦痛であると思います。
しかし法人破産は、従業員の方々の給料や退職金などの労働債権を優先的に確保することが可能です。
また、経営者の自己破産手続きにおいては、財産のうち一部を「自由財産の拡張」として破産財団から除外し、経営者に残すことも可能な場合があります。
債務整理チームが一丸となり、関係者の権利を最大限保護いたします!
事業承継
事業承継とは、会社の経営を後継者に引き継ぐことをいいます。
中小・中堅企業にとって、オーナー社長の経営手腕が会社の強みや存立基盤そのものになっていることが非常に多く、そのオーナー社長が「誰」を後継者にするのかは慎重に判断すべきです。
会社の現状、利害関係人の協力状態によって、適切な事業承継は異なりますから、お早目に弁護士に御相談下さい。