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VOL.6 2014/03/06 【契約書を作らずに取引するのは危険です!(2) ~「言った・言わない」トラブルの失敗実例~】

本号の内容

  • メリット1~紛争予防~
  • 編集後記

メリット1 紛争予防

前回のメールマガジンに続き、契約書作成のメリットについてご説明いたします。

契約書作成の1つ目のメリットは、
やはり 【紛争の予防】 だと思います。

実は「契約」というのは、契約「書」を作成しなくてもよく、
口頭の約束のみでも成立します。


しかし、口約束の場合、
「言った・言わない」のトラブルが生じやすいのは、
皆さまの日常生活でのご経験からも、容易に理解できるのではないでしょうか。

また、口約束だけですと、契約に関する詳細な内容まで
詰められていないことが多いので、そういった詳細な事項に関する解釈につき、
後日紛争となることはよくあることです。

私がこれまでに実際に遭遇した失敗事例をご紹介します。

例えば以下のような事案がありました。

失敗事例1


駐車場の管理業務を委託する業務委託契約を口頭で結んでいたが、
取引の途中で、「駐車場の入口における自動車の誘導業務」が
「駐車場の管理」にあたるか否かという点で、
当事者の認識に齟齬が生じてしまい、トラブルに発展。

 失敗事例2


海外での輸入靴の買い付け契約を口頭で結んでおり、
「買い付けに必要な費用は買主が負担する」旨の約束をしていたが、
取引の途中で、「海外から国内倉庫に運んだ後の倉庫での保管費用」は
「買い付けに必要な費用」と言えるか否かという点で、
当事者の認識に齟齬が生じてしまい、トラブルに発展。



これらの紛争は、取引の詳細な事項をあらかじめ
契約「書」で定めておけば、予防できた可能性が高いです。

もちろん契約書がなくてもトラブルは起こらないかもしれません。

取引先を信用しているから契約書を作成するのは失礼だといった感じで
契約書を作成しないまま取引を行っている会社様も多く見えます。


しかし、いざトラブルが発生した場合には、契約書がない事が命取りになってしまいます。

取引先が約束をしたことを守らない場合には、
請求する側で契約の内容を証明しなければなりません。

しかし、その証明は容易ではありません。

これまでの大切な関係があるからこそ、
お互いの権利・利益を守るために契約書を作成する必要があります。
「親しき仲に礼儀あり」のことわざの通りです。

ですので、ささいな事案であっても、契約書を作成することは
何より最優先の業務としてとらえてください。
結果的に、自己防衛となります。
会社、ご自身、会社を取巻く多くの方々を守るために、契約書を作成することを強くお勧めいたします。


次回は、契約書を作成する2つ目のメリットをお伝えいたします。


編集後記

2月28日に香川から母がやって参りました。
名古屋に来るのは結婚式以来ですので、およそ9か月ぶりです。
久しぶりにわざわざ名古屋に来た目的は・・・・
「IL DIVO 2014 ワールドツアー」です!

みなさんご存知でしょうか?

「IL DIVO」と書いて「イルディーヴォ 」と読みます。
「イルディーヴォ 」とは神のようなパフォーマーという意味で、
アメリカ、フランス、スイス、スペイン出身という国際色豊かな4人の男性から
結成されるボーカルグループのことです。
2004年11月のデビュー以来、これまでのアルバム・トータル・セールスが、
全世界で2,600万枚以上を記録するなど、世界的に大変有名なグループです。

熱心なファンである母のためにチケットをとり
夫と母と3人で愛知県体育館に行ってまいりました。

4人とも端正な顔立ちで母がファンになるのも仕方ない
と最初は思っていましたが、やはりそれだけではありませんでした。
実際コンサートが始まると、メンバーたちの声に圧倒されっぱなしでした!
心の奥底まで響いてくるバリトンの音色、
空高く天まで届きそうな澄み切ったテノールのビブラートには、
興味のなかった私も終わるころにはすっかり虜になりました。

日頃からたまった疲れを一気に跳ね飛ばしてくれる歌声に癒してもらった週末となりました。
みなさんもぜひ行ってください!
・・・と言いたいところですが、次、日本に来るのは5年後のようです(笑) (中野)

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