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VOL.13 2014/06/26 【商品の代金はいつまで請求できる? 債権の短期消滅時効】

本号の内容

  • いつまで請求できるか 時効あれこれ
  • 編集後記

いつまで請求できるか 時効あれこれ

弁護士 杉浦 恵一

何かを請求する権利があるとして、

何もしなくても権利はいつまでも残るのでしょうか。

 

民法や色々な法律に「時効」という制度が定められていますので、

この「時効」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

 

会話の中でも、「○○年前の話だから、それは時効だ!」

などと、ずいぶん昔のことだから蒸し返してくれるな

といった意味で使われることはあるのではないでしょうか。

 

しかし、この時効という制度により、

 

  • 実際にどれくらいの間なら請求できるか
  • どれくらい経ったら請求できなくなるか

といった細かいところまでは知らない方が多いと思います。

そこで、時効の期間について、代表的なものをいくつかご紹介したいと思います。

民法で定められた債権の時効は10年

まず、債権は、民法167条1項により、

時効までの期間が10年間と定められています。

 

債権というのは、貸したお金を取り戻したり、

連帯保証に基づいてお金を払ってくれと求めたり、

売った者の代金を支払ってほしいと求めるなど、

金銭関係の権利が最も多いと思われます。

 

10年と聞くと長く感じるかもしれませんが、

民法では、特別な定めにより、より短い期間で

時効になってしまう権利も定められています。

1年で時効になる債権もあります!

例えば、賃料などの定期給付債権

(一定期間ごとに支払うことが定められているもの)

は、5年間で時効になってしまいます。

 

他にも、

 

  • 医師の診療行為に関する債権・薬剤師の調剤に関する債権
    → 3年間(民法170条1号)
  •  

  • 工事の設計、施工業の工事に関する債権
    → 3年間(民法170条2号)
  •  

  • 生産者、卸売商、小売商人が売却した商品の代金
    → 2年間(民法173条1号)
  •  

  • 演芸を業とする者の報酬
    → 1年間(民法174条2号)
  •  

  • 旅館の宿泊料、飲食店の飲食料
    → 1年間(民法174条4号)

といったように、短いと1年間で時効になってしまうものもあります。

 

また、民法以外の法律では、商業から生じた債権は

原則として5年で時効となり(商法522条)、

給料・残業代が2年の時効となる(労働基準法115条)など、

民法以外の法律により時効期間が決められている場合もあります。

 

これ以外にも、

相続関係であれば、遺留分減殺請求の通知をする期間は1年間であったり、

夫婦関係であれば、財産分与の請求ができる期間が2年であったりと、

時効は様々で複雑に絡み合っています。

機会を逸失しないよう、素早く行動しましょう!

このような事情で、権利はあっても、

いつの間にか「時効」になっているという場合も考えられますから、

何かと素早く行動した方が無難だと思われます。

 


 

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編集後記

6月も下旬に差し掛かりました。

梅雨の中休みの日も多く、おでかけ日和だったので、少し遠出して奈良県に行ってまいりました。

奈良といったらやはり大仏と鹿ですね!

 

奈良公園に着いてみると、そこには、鹿、鹿、鹿という光景が広がっておりました。

また、人に慣れているので、寄ってきてはえさをせがまれました。

服をぺろぺろと舐められ、服がかなり汚れましたが、鹿自体はかわいかったです。

まだ小さい子鹿もいて、まさにバンビ!という可愛さでした。

 

さて、先に進むとお待ちかねの大仏が見えてきました。

久しぶりに見ましたが、「本当に大きくこのような大仏を1300年前に作ったのかあ」

と、不思議な気持ちになりました。

 

大仏を見に行ったらやはり大仏の鼻の穴をくぐりたい欲求にかられ、

大人は誰も挑戦しない中、修学旅行生の列に並び挑戦しました!

小柄なので簡単なはずと、甘くみていたのですが、

いざやってみると狭いのなんので悪戦苦闘です。

全然前に進みません!

 

恥ずかしさと体勢の辛さといろいろな感情が混じり、

どうしようかと悩みましたが、最終的には恥ずかしがっていては

どうにもならなくなったので、「助けて~!」と言って

一緒に行った兄に引っ張り出してもらいました。

 

出た瞬間に「やっぱり子どもの時とは違う!」と

興奮気味に叫んでしまい、まわりからは笑いの声が・・・。

 

それでも、きっとご利益をいただけたはず!

と思い、満足しながら東大寺を後にしました。

 

その後も奈良で観光を続けましたが、

それは次の機会にお話しさせてもらいますね。

 

みなさんはいかがお過ごしですか? (中野)

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