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2025年5月8日
名古屋総合法律事務所
社会保険労務士 増田友子
2025年1月から「離職票」をマイナポータルで受け取れるようになりました。
「離職票」とは、退職したことを証明する書類で、ハローワークで失業給付等の受給手続きを行うために必要となる書類です。(正式には「雇用保険被保険者離職票」といいます)
離職票が発行されるまでの流れは以下のとおりです。
前項の流れにより、退職者の手元に離職票が届くこととなりますが、③のステップにおける“郵送“の手間や時間を省くことができるのが、新しく創設された、マイナポータル経由での「離職票」の受け取りです。この仕組みを利用すれば、退職者は、退職した会社からの離職票の到着を待つ必要がなくなり、ハローワークが発行した離職票-1,離職票-2を直接ダウンロードして入手することができるわけです。
ただし、マイナポータル経由で「離職票」を受け取るためには、いくつかの条件があります。
※退職日の2週間程度前までに紐づいている必要があります
※事業主が紙媒体で離職手続きを行った場合は、マイナポータル経由で離職票を受け取ることはできません
※事業主が“離職票交付なし”での離職手続きを選択し届け出た場合には、そもそも離職票が発行されませんので、マイナポータル経由でも離職票を受け取ることができません
マイナンバーカードの誕生により、マイナポータル経由で様々な行政サービスが受けられるようになっています。離職後の失業給付受給のための手続きは、1日も早く進めたい、 と考える方が多いことでしょう。マイナポータル経由での離職票受け取りが可能な場合には、一度手続きしてみてはいかがでしょうか。
厚生労働省リーフレットはこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001353163.pdf
次のようなご心配事がある場合は、名古屋総合リーガルグループがお役に立てますので、ぜひお電話ください。
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残業代やセクハラ、解雇やうつ病などの労務問題に頭を抱えていらっしゃる経営者様も多いと思います。
多くの問題は、法律の知識をもって対策をしておくことで未然に予防することができます。
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